ここ数年、メディアなどでLGBTQ+という言葉が急速に拡がり始めました。LGBTQ+人口は20人に1人と言われています。20人以上の学校のクラスや20人以上の規模の企業の場合、1人位は当事者がいてもおかしくないという計算になります。この数字は左利きやAB型の割合と同じくらいと言われています。

私たちGID Linkでは、代表者がGIDの当事者である事から、特に性別違和を抱える当事者、性別違和などで悩む方々への相談支援、講演活動、啓発活動を中心に行っております。

GID当事者やその他のセクシャルマイノリティの当事者が暮らしやすい世の中にするためには「1人でも多くの人が、LGBTQ+の知識を持つ事」が大切だと思います。知らないから誤解を招く事も多いと思います。
LGBTQ+の知識がないから、妄想が膨らむ。それが、偏見や差別、いじめに繋がるのではないか?

性別違和を抱える当事者のほとんどが、小学生の時期には性別違和を自覚しています。早い時期にLGBTQ+の知識を伝えるために、幼少期から社会人に至るまで、1人でも多くの方が理解できるように講演活動を行っております。LGBTQ+の知識を伝え、当事者と社会を繋ぐお手伝いが出来れば嬉しいです。

性別違和で悩む子供が、自分の思いを伝えやすい環境を作るために、性別違和を感じる年代の子供と関わる方に是非講演を聞きに来て頂きたいです。

同じ当事者でも、ひとりひとり悩んでいる事、感じている事、困っている事など違います。また、立場が違えばもちろん悩みなども違ってきます。ご参加いただきます当事者の方には、是非いろんな他団体の集まりにも参加していただき、ご自身がしっくりくる団体を見つける事も必要だと思っております。
GID Linkでは、GID以外のセクシャリティの方への他団体へのご紹介も行っております。

そして、最終的には、GID当事者やその他のセクシャルマイノリティの当事者が回りの人に気を使うことなく、また周りの人も当事者に気を使わない。そして当事者が権利を主張することなく、自分らしく暮らし、お互いに当たり前に受け入れあう世の中になればいいなと願っております。

福岡県研修講師団講師
GID Link 代表 椎太 信

 

 

 

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