フィールドワーク

写真:三陸鉄道 災害学習列車

ワールド防災フォーラムの前に被災地を巡るフィールドワークに参加してきました!

 

 3/7(火)から被災地を巡るフィールドワークが行われました。各国の大学の先生方が参加し、語り部の方から東日本大震災の時の状況を細かく、お話を伺いました。

私もTVのニュースなどではかなり見ていた方ですが、やはり現地をみて、ニュースでは流れていない動画の映像などを見ることで、どれだけの物質的被害とこころのダメージが大きかったか想像を絶するお話の数々でした。

当時、中学生だった子が語り部となって地元で活動していました。その子は部活中に被災し、小学生の子どもと先生たちで避難し、その後1週間家族とも会えず、家族の無事も確認できずに不安な日々を過ごした時の話など、胸を打たれました。

高校生が被災地のガイドのような活動をしていたりと、各地域で町としての復旧活動もいまだに続いています。

災害はいつどこで起こるかわかりません。
被災されたほとんどの人が、まさか私の町が…、まさか私の家が…。と言われるそうです。

九州では西方沖地震や熊本地震、朝倉の水害などありましたが、にもかかわらず災害についての意識がとても低いと感じました。災害時は行政や自治体の方も同じ被災者です。自分たちの身は自分たちで守るという意識がとても重要なんだと改めて感じました。

家族で、災害時に備えてどこに避難するのか?など話し合っておくと良いですよ。東日本大震災では家族を探しに出て2次災害などに巻き込まれた方も多かったようです。
まだまだ心に傷を負っている方も多くいらっしゃいます。1日も早く心の傷が癒えるよう心から願います。
被災地にまだ行かれたことがない方、ぜひご自分の目で、足で見て回って頂きたいなと思いました。

そして、防災について真剣に考え、自分自身の身を守ること、家族を守るためにはどうすればいいのか?どのように災害時にはどこに避難をしてどのようにして連絡を取るのか?きちんと家族で話し合ってみてくださいね。「いのちを守る」ためには、各々が事前の準備や意識が必要だと強く感じました。

 

 

 

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